看護師の退職の心得

看護師のための一般的な退職願の書き方

上司から退職の了承を得たら、次は退職願の準備に取りかかりましょう。

 

よく「退職願」と「退職届」の違いが分からないという人を見かけますが、「退職願」は文字通り、退職を「願う」ものであり、「退職させてください」とお願いするためのものです。

 

一方「退職届」は退職させてもらう退職願とは異なり、断定的なものです。

 

つまり、「退職します」という意思表示をするものです。

 

一般的には自己都合退職をする場合、控えめな印象を与える「退職願」を提出するケースが多いと言えるでしょう。

 

間違っても「辞表」という表書きはしないでくださいね。

 

ちなみに退職願は、必ず提出しなくてはならないと法律で定められているわけではなく、病院の事務手続きおよび慣習として提出が求められていることがほとんどです。

 

従来は手書きで作成して提出することがほとんどでしたが、最近ではパソコンを使って作成したものを提出するケースも増えています。

 

それでも手書きの退職願のほうが丁寧な印象を与えますし、横書きよりも縦書きのフォーマットの方が正式です。

 

文面は特に工夫を施す必要はなく、病院でフォーマットが用意されているようであればそれを利用すれば良いですし、もし無いようであれば、一般的な定型文をそのまま利用して構いません。

 

また、退職の理由は人それぞれですが、退職願の文面には「一身上の都合により」と書けば問題ありません。

 

わざわざ自分の心情や本音を書きたくなる人もいるかもしれませんが、そのようなことを書いてしまうと後々厄介なことになりかねませんので、ここはシンプルに済ませましょう。

 

なお、基本的な退職願の書き方は次の通りです。

 

・決まったフォーマットもしくは白い便箋(縦書き)に万年筆もしくはボールペンで丁寧に書きましょう。

 

・封筒は白無地で縦長のものを用いましょう。

 

・封筒の表書きは「退職願」とし、裏側に所属部署および自分の名前を記載しましょう。

 

・文面の書き出しは「私事」もしくは「私儀」としましょう。

 

・退職理由は本音を書くのではなく「一身上の都合により」と書きましょう。

 

・最後の日付は退職願を書いた日ではなく、退職願の提出日を書きましょう。

 

・自分の所属部署と名前を書く位置は宛名よりも下にしましょう。

 

・捺印も忘れないようにしましょう。

 

・退職願の宛名は病院長です。例:医療法人○○総合病院 院長 ○○殿